nom dining(ノムダイニング)ホーチミン・ミシュラン店実食レビュー|ワインペアリング
ホーチミンの人気ファインダイニング「nom dining」の実食レビュー。ベトナムの郷土料理をモダンに昇華させた至高のコースと、絶妙なワインペアリングの様子を詳しくお届けします。

ホーチミンのミシュランレストラン「Nom Dining(ノム・ダイニング)」ミシュラン・セレクテッド美食旅行おすすめグルメ
引き続き、ベトナム・ホーチミンのミシュランレストラン
「Nom Dining(ノム・ダイニング)」のワインペアリング体験記・レビューをお届けします。

2番目のペアリングとなる白ワインは、
スペイン産の「セレステ・ベルデホ 2024(Celeste Verdejo 2024)」です。
口の中に唾液がじわっと広がるほど酸味が際立っていた
1杯目の白ワインとは異なり、
まろやかで心地よい爽やかさがあり、
お魚を中心としたメインの料理たちと抜群の相性でした。

中部風の汁なし和え麺「ミークアン(Mì Quảng)」
ターメリックを入れた黄色い麺がミークアンの特徴(シグネチャー)ですが、
こちらはイカで作られた麺、ブラックタイガー、カエルのモモ肉など、
多彩なトッピングをタレに絡めて混ぜて食べるスタイルを現代的に再解釈した一皿です。

エビのすり身を詰めたウズラの卵と、
ココナッツ・ライスペーパー・クランチ。
ミークアンの代表的な要素をミニサイズで表現した付け合わせ(サイドディッシュ)です。


じっくりと火を通したカエルの肉がこの中のどこかに入っているとのことですが、
食感がモチモチとしていて非常に美味しく、事前に言われなければ気づかないほどでした。

魚スープ麺である「バインカン・チャーカー(Bánh Canh Chả Cá)」を再解釈したディッシュ。
香ばしく焼いたタラ、魚の浮き袋、そしてキャビアを、
タピオカ粉で作られたモチモチの「バインカン麺」と一緒にいただき、
添えられている揚げかまぼこ(チャーカー)まで合わせて、
魚のさまざまな部位や調理法による食感の違いを一度に楽しむことができ、大満足でした。

ツバメの巣入りの菊花茶
お茶の上に、まるで泡のようにふんわりとあしらわれたツバメの巣。
ツバメ의 巣はベトナムで滋養強壮のための高級食材としてよく使われますが、
それ自体には強い味やクセがないので、
初めて召し上がる方でも安心してお楽しみいただけます。

梨のソルベ、菊花茶、そしてナツメのシロップを合わせた、
ひんやりと甘く、体に優しい薬膳茶仕立ての一杯で締めくくります。


2階でベトナム中部地方の料理を堪能した後は、いよいよ3階へと移動します。その途中で、
ベトナムの伝統的な陶磁器(器)にまつわる興味深いお話を聞くことができました。
ちなみに、器が展示されているスペースの左側にある赤いドアがお手洗いです!
3階で堪能する、ベトナム南部地方の味わい



3階のダイニングスペースで繰り広げられる、
美食ツアーのフィナーレを飾るのは、ここホーチミンが位置する「南部地方」の料理です。
これから4種類の料理と、4種類のデザートが提供されます。

3番目のワインペアリングは、ニュージーランド産の赤ワイン
「テ・パ マールボロ ピノ・ノワール 2023(Te Pa Marlborough Pinot Noir 2023)」です。
本格的なメイン料理の登場を前に、
すっきりとした白ワインから重厚な赤ワインへと移行する緩衝役として、
軽やかでスムーズに味わえるピノ・ノワールがセレクトされています。



カニとトマトの米粉麺「ブン・リウ・クア(Bún riêu cua)」を再解釈した料理。
薄くスライスしたトマトを餃子の皮に見立て、中にカニの身を詰めた
トマト餃子と、サクサクに揚げたカニの身&豚肉のチャゾー(ベトナム風春巻き)

左側にあるのは茶碗蒸し(ケランチム風)。

カニ의身を固めてチュイル(薄焼きクッキー風)にし、
茶碗蒸しの上にトッピングしてあるのですが、
このカニの身のチュイルだけでも10個くらい食べたかったです(笑)。
茶碗蒸しの中には、カニの身、トマト、
サクサクに揚げたお豆腐、そして米粉麺が入っており、
食感も満点です。

東ヨーロッパのワイン大国「モルドバ」の最高峰ライン
タラボステ(Taraboste)のカベルネ・ソーヴィニヨン&メルローのアッサンブラージュ
モルドバという国があることすら知らなかったのですが、
初めて耳にするヨーロッパのワインを味わう日が来るとは。
ずっしりとした重厚なボディ感と、なめらかなタンニンの味わいに感嘆しながら調べてみると、
最も優れたブドウ畑から完熟したブドウだけを厳選し、
数量限定で造られる最高級ワインとのこと。
オーク樽で18〜23ヶ月間も熟成させているそうで、そのこだわりには驚かされます。
コースの最後を飾るペアリングとして、まさに最高の選択でした…!

バゲットと一緒にいただく
ベトナム風の牛肉シチュー「バインミー・ボーコー(Bánh mì Bò Kho)」
これこそが、まさに本日のメインディッシュです…!
フレッシュなココナッツウォーターをベースに、五香粉やレモングラスを加え、
深く濃厚に煮詰めたボーコーソースに、
14日間熟成させたA4ランク和牛のカルビステーキを合わせ、
玉ねぎの下に隠れている揚げたてのバゲットと一緒にいただく一品!
赤ワインとの相性も抜群で、
和牛は本当にお口に入れた瞬間に溶けてなくなってしまうほどでした。

豚肉の炭火焼きをのせたベトナム南部名物の砕き米ご飯「コムタム」を
スペイン産のイベリコ豚を使って再解釈した一品。
甘酸っぱく漬けられたお野菜の盛り付けまで、とても美しく目を引きます。

炊きたてで温かいご飯


イベリコ豚のバラ肉、豚ヒレ肉、ソーセージ
熟成されたイベリコ豚の各部位をご飯と一緒にいただくのですが、
イベリコ豚がこれほどまでに柔らかいものなのかと驚かされます。

お食事が終わると、いよいよデザートタイムの始まりです!
スターアップル(ミルクフルーツ)の生果肉が入ったココナッツかき氷に、
スターアップルを使ったアイスクリーム、クレームブリュレ、ゼリー、
マンゴーシロップ漬け의スターアップル、サワーソップのソルベを合わせ、
ココナッツかき氷をひとすくい加えて一緒に楽しむ、
スターアップル尽くしの贅沢なデザートです。
スターアップルを様々な形で一度に味わうことができ、とても新鮮で楽しい体験でした。

締めくくりのお茶と一緒に

ココナッツミルクを添えて提供される、蒸したてのバナナケーキ。
ココナッツシュガーを加えて、お茶と一緒に美味しくいただきました。

パンダンリーフのケーキと緑豆のアイスクリーム、
アヒルの卵を使ったスポンジケーキ、
そしてベトナム風のココナッツケーキ「バインカン(Bánh căn)」
これら3種類が可愛らしい一口サイズのフィンガーフードとして一緒に提供されるため、
お茶をゆっくりと嗜みながら楽しむのに最適です。

コースの途中でいただいたベトナムの伝統茶をはじめ、
ジャスミン茶、緑茶の3種類の中からお好みのものを1つ選ぶと、
そのお茶を可愛らしい陶器に詰めて、最後のプレゼントとして手渡してくれます。
自宅でお茶を淹れるたびに、ここ「Nom Dining(ノンダイニング)」での素敵な思い出がよみがえりそうです。

ベトナム・ホーチミンに旅行に来られたなら、
絶対に「Nom Dining(ノム・ダイニング)」は一度訪れることを強くおすすめします。
家族がホーチミンに遊びに来たらぜひ一緒に来たいですし、
3ヶ月後にコースメニューが変わったら、またリピートしたい場所です!
ベトナム・ホーチミン ミシュラン・セレクテッド「Nom Dining」。

ホーチミンのミシュランレストラン「Nom Dining(ノム・ダイニング)」ミシュラン・セレクテッド美食旅行おすすめ店m.blog.naver.com
引き続き、ベトナム・ホーチミンのミシュランレストラン
「Nom Dining」のレビューをお届けします。

2番目のペアリングである白ワインは、
スペインの「セレステ・ベルデホ 2024(Celeste Verdejo 2024)」です。
唾液腺を刺激するほど酸味が強かった
1杯目の白ワインとは異なり、
柔らかく心地よい爽やかさがあり、
魚を中心としたお料理との相性が抜群でした。

中部風の和え汁なし麺「ミークアン(Mì Quảng)」
ターメリックを入れて黄色く色づけされた麺がミークアンの特徴ですが、
ここではイカで作った麺、ブラックタイガー、カエルの足の肉など、
さまざまなトッピングを絡めて混ぜて食べるスタイルに再解釈されています。

エビを詰めたウズラの卵と、
ココナッツのライスペーパークランチ。
ミークアンの特徴的な要素をミニサイズで表現した付け合わせです。


じっくりと火を通したカエルのお肉がこの中のどこかに入っているそうですが、
モチモチとして美味しく、言われなければ全く気づかないほどです。

魚のすり身がのった麺料理「バンカン・チャーカー(Bánh Canh Chả Cá)」を再解釈した一皿。
焼きタラ、魚の浮き袋、キャビアを、
タピオカで作られた「バンカン麺」と一緒にいただき、
付け合わせとして出てくる揚げかまぼこ(すり身天ぷら)まで、
魚のさまざまな形と美味しさを堪能できて大満足でした。

燕の巣の菊花茶
お茶の上に泡のようにのせられているのが燕の巣です。
燕의巣はベトナムで滋養強壮の食材としてよく使われますが、
それ自体に味はないので、
初めて食べる方でも心配いりません。

梨のソルベ、菊花茶、ナツメシロップによる、
冷たくて甘い健康的なお茶で締めくくります。


2階の中部地方の料理を終えて3階へと向かう途中、
ベトナムの伝統的な陶器についてのお話を聞くことができます。
食器の展示スペースの左側にある赤い扉が、お手洗いです!
3階で愉しむベトナム南部地方の味わい



3階のダイニングスペースで繰り広げられる
美食旅行の締めくくりは、ホーチミンのある南部地方。
4種類の料理と4種類のデザートが用意されています。

3番目のペアリングは、ニュージーランドの赤ワイン
「テ・パ マールボロ ピノ・ノワール 2023(Te Pa Marlborough Pinot Noir 2023)」。
メイン料理が登場する前、
白ワインから重厚な赤ワインへと移り変わる中間のステップとして提供されます。
軽やかでスムーズな口当たりのピノ・ノワール



カニとトマトの米粉麺「ブン・リエウ・クア」をモダンに再解釈した一品。
薄くスライスしたトマトを皮に見立てて中にカニの身を包んだ
トマト餃子と、サクサクに揚げたカニの身&豚肉のチャジョ(揚げ春巻き)

左側にあるのは、ベトナム風の茶碗蒸し(蒸し卵料理)。

カニの身をぎゅっと固めてパリパリのチュイルにし、
茶碗蒸しの上にトッピングしてあるのですが、
このカニ身のチュイルだけでも10個は食べたいくらいでした(笑)。
茶碗蒸しの中にはカニの身とトマト、
香ばしく揚げたお豆腐と米粉麺が入っていて、
食感のアクセントも満点です。

東欧の隠れたワイン大国「モルドバ」の最高峰ライン
タラボステ カベルネ・ソーヴィニヨン&メルローのブレンド
モルドバという国があること自体あまり知らなかったのですが、
こうして初めて出会うヨーロッパの上質なワインを味わえるのも、このコースならではの魅力ですね。
重厚なフルボディとまろやかなタンニンの余韻に浸りながら調べてみると、
最も優れたブドウ畑から完熟したブドウだけを厳選し、
限定数量で造られる最高級ワインなのだそう。
フレンチオーク樽で18〜23ヶ月もの間、長期熟成されているとのこと。素晴らしいこだわりですね!
コースを締めくくる最後のペアリングとして、最高の相性でした…!

香ばしいバゲットと一緒にいただく、
ベトナム風のビーフシチュー「バインミー・ボーコー」
これぞまさに、本日の主役級(メイン)ディッシュ…!
新鮮な生ココナッツウォーターをベースに、五香粉(ウーシャンフェン)やレモングラスを効かせ、
コク深くじっくりと煮詰めた特製のボーコーソース。
そこに14日間熟成させたA4和牛のカルビステーキを合わせ、
シャキシャキの玉ねぎの下に隠れているカリカリの揚げバゲットと一緒にいただくスタイルです!
赤ワインを合わせることで美味しさがさらに何倍にも膨らみ、
和牛はお口に入れた瞬間にとろけるように消えていきました。

豚肉の炭火焼きをのせた南部名物料理「コムタム」を、
スペイン産の高級イベリコ豚を使って上品に再解釈した、砕き米(コムタム)のメニュー。
さっぱりと仕上げられたピクルス(甘酢漬け)の盛り付けまで、洗練されていて美しいです。

ほかほかと湯気が立ち上る、炊き立てのご飯


イベリコ豚のバラ肉、ヒレ肉、そしてソーセージ
丁寧に熟成されたイベリコ豚のそれぞれの部位をご飯とともに味わうのですが、
イベリコ豚がこれほどまでに柔らかく仕上がるものなのかと驚かされました。

贅沢なお食事の後は、いよいよお楽しみのデザートタイム!
スターアップル(ミルクフルーツ)のフレッシュな果実が入ったココナッツかき氷に、
同じくスターアップルを贅沢に使ったアイスクリーム、クレームブリュレ、ゼリー、
さらにマンゴーシロップ漬けのスターアップルと、爽やかなサワーソップのソルベを合わせ、
ココナッツかき氷をスプーン一杯添えて一緒に口に運ぶ、
こだわりのスターアップル尽くしのデザートプレート。
ひとつのフルーツが様々なテクスチャーに変化し、一口ごとに新しい発見があって非常に興味深い体験でした。

食後を優しく締めくくるお茶とともに

ココナッツミルクを添えていただく、温かな蒸しバナナケーキ(バイン・チュオイ・ハップ)。
ココナッツシュガーをお好みで加え、温かいお茶と一緒にほっこりと楽しめます。

パンダンリーフのケーキと、緑豆のアイスクリーム、
アヒルの卵を使ったコクのあるスポンジケーキ、
そしてベトナム風ココナッツケーキ「バインカン」
これら3種の上品なミニサイズのプティフール(フィンガーフード)が美しく並び、
お茶をゆっくりと嗜みながら、最後まで余韻を楽しむのにぴったりでした。

コースの途中で登場したベトナム伝統茶をはじめ、
ジャスミン茶、緑茶の3種類の中からお好みのものを選ぶと、
可愛らしい陶磁器の器にお茶を入れて、最後にお土産(ギフト)として持たせてくださいます。
お茶を飲むたびに、ノム・ダイニング(Nôm Dining)での素晴らしい時間が思い出されそうです。

ベトナム・ホーチミンへ旅行に行かれる際は、
間違いなく、この「ノム・ダイニング(Nôm Dining)」へ一度足を運んでみることを強くおすすめいたします。
家族がホーチミンに遊びに来たら、ぜひ一緒に訪れたいですし、
3ヶ月後にコースメニューが一新されたら、ぜひまた再訪したい特別な場所です!
ベトナム・ホーチミンのミシュラン・セレクテッド店「ノム・ダイニング(Nôm Dining)」。
📍 NÔM Dining
53 Đ. Trần Nhật Duật, Tân Định, Hồ Chí Minh 71008 ベトナム
よくある質問
ホーチミンのノムダイニングのコースメニューはどのくらいの頻度で変わりますか?
ノムダイニングのコースメニューは3ヶ月ごとに新しくなります。訪問時期によって、ベトナム各地域の料理を再解釈した多彩な料理をお楽しみいただけます。
ノムダイニングの2階と3階のダイニングスペースにはどのような違いがありますか?
2階では、ベトナム中部の料理を再解釈したコースが提供されます。3階に移動すると、ホーチミンが位置する南部地域の4つの料理とデザートを味わうことができます。
メインディッシュとして提供される「バインミー・ボーコー」はどのような食材で作られていますか?
生のココナッツウォーター、五香粉、レモングラスで濃縮したボーコーソースがベースとして使用されます。そこに14日間熟成させたA4ランクの和牛カルビステーキと揚げたバゲットが添えられます。
ワインペアリングコースに含まれるモルドバワインにはどのような特徴がありますか?
タラボステのカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローがブレンドされた最上位ラインのワインです。優れたブドウ畑のブドウを厳選し、オーク樽で18〜23ヶ月熟成させることで、重厚なボディ感を生み出しています。
食後に提供されるお茶のギフトは、どの種類から選べますか?
ベトナム伝統茶、ジャスミン茶、緑茶の3種類から1つをお選びいただけます。選んだお茶は専用の陶器に入れられ、食事の最後を飾るギフトとして提供されます。
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