レッチェ旧市街の三大城門巡り:歴史とバロック建築の魅力
南イタリアのバロック都市レッチェの旧市街を囲む三大城門を巡る旅。歴史あるナポリ門から城壁散策路、華麗なルディエ門、そして優美なサン・ビアージョ門まで、見どころとおすすめ散策コースをご紹介。2026年の最新情報も。
レッチェ旅行 おすすめ
旧市街の三大城門
ⓒ 文・写真 ノマドサルミ
「南イタリアのフィレンツェ」と称される
レッチェを旅すると
近代的な新市街と
中世の時間が止まったかのような旧市街が
共存する風景を目にすることができます。
この二つの世界を分ける境界線が
まさに城壁(Mura)と城門(Porta)です。
壮麗な門をくぐり抜けた瞬間
眩い黄金色のレッチェ石で築かれた
バロック様式の饗宴が始まるのです。
本日は、レッチェの三大城門と城壁の散策路まで
歩きやすいおすすめコースをご紹介いたします。
目次 |
1. ナポリ門 (Porta Napoli) |
2. 城壁の散策路 (Mura Urbiche) |
3. ルディエ門 (Porta Rudiae) |
4. サン・ビアージョ門 (Porta San Biagio) |
5. おすすめ散策コース |
6. まとめ |
1. ナポリ門 (Porta Napoli)

レッチェ旅行の最も一般的な出発点は
旧市街の北部に位置する
ナポリ門です。

💜 歴史的背景 💜
1548年、神聖ローマ皇帝カール5世が
この地を訪れたことを記念して建てられた
一種の凱旋門です。
当時ナポリへ向かう道の起点であったことから
この名前が付けられました。

💜 建築的特徴 💜
ローマの凱旋門を模して造られた
壮大なデザインが特徴です。
門の上部にはカール5世の紋章である
鷲の彫刻が精巧に刻まれており
皇帝の権威を感じることができます。

門のすぐ向かい側には
レッチェの守護聖人を祀る
巨大なオベリスクが立っています。
こちらも見逃せません!
📍 Porta Napoli
Piazzetta Arco di Trionfo, 73100 Lecce LE, イタリア
2. 城壁の散策路 (Mura Urbiche)

ナポリ門を見学したら
すぐ隣に続く
城壁の散策路を歩いてみましょう。
修復事業を経て
非常に快適な公園兼遺跡として
生まれ変わったそうです。
かつてレッチェを防衛していた堅固な城壁に沿って
美しい庭園が整備されています。

夜になると城壁全体に優しい照明が灯り
黄金色のレッチェ石が輝く様子は
本当にロマンチックです。
城壁内部は特別な日に限り
予約を通じてのみ入ることができ
展覧会が開催されることもあります。
しかし、展覧会を除けば
費用対効果を考えると、見どころが非常に豊富というわけではない
というレビューが多いため
公園の散策に留めるのが賢明かもしれません。
もし旅程がタイトであれば
ここはスキップしても問題ありません。
📍 Mura urbiche
Viale Michele de Pietro, 10, 73100 Lecce LE, イタリア
3. ルディエ門 (Porta Rudiae)

城壁の散策路を西へ進むと
レッチェで最も華やかな
ルディエ門にたどり着きます。
レッチェの前身である古代都市
「ルディエ(Rudiae)」へ向かう道に位置していたため
この名前が付けられたと言われています。

2026年3月現在、
修復工事中です。
1703年に再建されたこの門は
典型的なバロック様式を呈しています。
門の上にはレッチェの初代司教であり守護聖人である
聖オロンツォ(Sant'Oronzo)の像が立ち
その両脇を聖イレーネと聖ドメニコが
守っていると伝えられています。
ルディエ門の内側に入ると
本格的に狭くて可愛らしいレストランが
軒を連ねる路地が始まります。
📍 Rudiae Gates
Via Giuseppe Libertini, 73100 Lecce LE, イタリア
4. サン・ビアージョ門 (Porta San Biagio)

最後に旧市街の南側、
中央駅に近い場所には
サン・ビアージョ門があります。
私の宿泊施設から最も近かったため
この門を一番多く通りました。

18世紀後半に造られたこの門は
ナポリ門ほど巨大ではありませんが
非常に均整が取れていて優雅な印象を与えます。
聖ビアージョ(St. Biagio)に献堂されており
門上部の精巧な彫刻が特徴です。
ここは他の門に比べて
少し静かな魅力があります。

門の近くには
地元の人々が通う
カフェやアペリティーボ・バーが多く
散策の締めくくりに
スプリッツを一杯楽しむのに最適な場所でもあります。
📍 Porta San Biagio
Piazza D'Italia, 73100 Lecce LE, イタリア
5. おすすめ散策コース (約1時間~1時間半)
ナポリ門からスタート
(オベリスクも一緒に!)
⬇️
Mura Urbiche(城壁の散策路)に沿って
西へゆったりと歩く
(必須ではありません)
⬇️
ルディエ門を抜けて
旧市街へ入り、しばらく路地を散策
⬇️
再び城壁の外側、または
旧市街内部の路地を利用して
南のサン・ビアージョ門へ移動
サン・ビアージョ門近くのカフェで
エスプレッソやジェラートで締めくくるのがおすすめです!
6. まとめ

レッチェの三つの城門と城壁には
数千年にわたりこの都市が耐え忍んできた
歴史と芸術への執念がそのまま宿っています。
華やかな大聖堂の内部も素晴らしいですが
時にはこのような重厚な城壁が与える安定感が
旅の深みを一層増してくれることでしょう。
私の記事が皆様の楽しい旅行の
お役に立てれば幸いです。
📍 Porta Napoli
Piazzetta Arco di Trionfo, 73100 Lecce LE, イタリア
📍 Mura urbiche
Viale Michele de Pietro, 10, 73100 Lecce LE, イタリア
📍 Rudiae Gates
Via Giuseppe Libertini, 73100 Lecce LE, イタリア
📍 Porta San Biagio
Piazza D'Italia, 73100 Lecce LE, イタリア
よくある質問
レッチェの3大城門をすべて巡るおすすめの散策コースの所要時間はどのくらいですか?
ポルタ・ナポリ(ナポリ門)から始まり、城壁の遊歩道とポルタ・ルディエ(ルディエ門)を経てポルタ・サン・ビアージョ(サン・ビアージョ門)へと続くコースは、約1時間から1時間半ほどかかります。サン・ビアージョ門近くのカフェで休憩しながら日程を締めくくるのがおすすめです。
ポルタ・ナポリの向かい側で一緒に見ることができる象徴的な建造物は何ですか?
ポルタ・ナポリのすぐ向かいには、レッチェの守護聖人たちを讃える巨大なオベリスクが建てられています。カール5世を記念して建てられた凱旋門様式のポルタ・ナポリと一緒に見学することをおすすめします。
城壁の遊歩道(Mura Urbiche)の内部に入るにはどうすればよいですか?
城壁の内部は特別な日にのみ予約制で入場でき、しばしば展示会が開かれることもあります。ただし、展示会を除けば価格の割に見どころが少ないという声もあるため、外側の公園を散策するだけでも十分に楽しめます。
現在、ポルタ・ルディエ(Porta Rudiae)を訪れる際に注意すべきことはありますか?
2026年3月現在、ポルタ・ルディエは修復工事が行われています。訪問の際はこの点にご留意いただき、門の内側から本格的に始まるレストラン通りを一緒に散策することをおすすめします。
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