韓国・扶余(プヨ)観光モデルコース|歴史と自然に癒やされる大人一人旅
韓国の古都・扶余(プヨ)を徒歩で巡る、大人一人旅におすすめの散策モデルコース。世界遺産の官北里遺跡や、豊かな自然に囲まれた扶蘇山城など、混雑を避けてのんびり歩ける穴場スポットの魅力を詳しくご紹介します。
私にとって「第Nの故郷」とも言える場所、扶余(プヨ) 🐶
扶余に住んでいた頃には見慣れていた風景が、
久しぶりに訪れてみると、とても新鮮に映ります。
特有の穏やかで静かな、心地よい雰囲気を湛える扶余。
特に一人旅(ソロ旅)にはぴったりの場所です。
人混みがなく静かに過ごせるのも魅力的なポイント。
まさに「自分だけの秘密の隠れ家的な旅行先」といった雰囲気です…
あまり有名になりすぎず、
今のように穏やかな空気のままでいてほしいな、と思います。
久しぶりに扶余を訪れた私が、
扶余(プヨ)の町なか(邑内)をのんびり散策した一日の記録です。
すべての場所に徒歩で移動しました。
扶蘇山城(プソサンソン)
百済の「三千宮女」が身を投げたという悲しい伝説が残る「落花岩(ナッカアム)」がある場所です。
なだらかな丘のような山なので、軽い散策にぴったりです。
日中に歩いても、木々が生い茂る森のおかげで日陰が多く、それほど暑く感じません(?)
人通りも少ないので、静かに考え事をするのにも最適です(実際、扶余はどこに行ってもあまり混んでいませんが)。
散策路にある東屋(あずまや)ごとに、面白い特徴があります。
猫がたくさん集まる場所や、扶余の街並みを一望できる場所などなど…
途中にあるお寺「皐蘭寺(コランサ)」も魅力的なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
歩いていると、所々で遺跡の発掘調査が行われている様子も見学できます。
全体をゆっくり見て回ると1時間半から2時間ほどかかりますが、
短いルートを選べば30〜40分ほどで回ることも可能です。


扶蘇山城に登る手前にある「官北里(クァンブンニ)遺跡」
視界がパーッと開けていて、ここも本当に素晴らしい場所です。

扶蘇山城の入り口付近
秋に来ると赤く色づき、紅葉狩りを楽しむのにも良さそうです。

三忠祠(サムチュンサ)
もともと、ここには猫がたくさん集まっていました。
それで猫たちに会いに行ってみたのですが、暑さのせいかどこかに隠れてしまっていて、一匹も見当たりませんでした(涙)。


このあたりにも、以前は猫がたくさんいたのですが…



こんな感じで、
青々とした木々が生い茂る森のようになっているため、思ったほど暑くありません。
緑がいっぱいで、本当に癒やされます。




道すがら目にすることができる、
興味深い発掘調査の現場。
扶余には、まだまだ眠っている歴史遺産が多いようです。


東屋から眺める扶余の全景。
とても素晴らしい眺めです。
とても穏やか。
この日はお天気にも恵まれ、最高の散策日和でした。
皐蘭寺(コランサ)まで行く予定でしたが、両親とランチの約束があったため、今回は軽く散策して町なかの市場へと向かいました。
ユンガネカルグクス(윤가네 칼국수)
ここは、私の一番お気に入りのカルグクス(韓国風手打ちうどん)店の一つです。
アサリのカルグクス、スユク(茹で豚)、海鮮チヂミが代表的なメニュー!
どのメニューも本当に美味しく、地元の人々にも愛されている「本物のローカル名店」です。
付け合わせのキムチも絶品です。
特にここの海鮮チヂミ(ヘムルパジョン)は、揚げるようにカリカリに焼かれていて、まるで天ぷらのようです。
とにかく、ものすごく美味しいのでおすすめです!


手打ちのカルグクスで、スープはすっきりと澄んでいて最高に美味しいです。
砂抜きがしっかりされているので、アサリも非常にきれいで食べやすいです。

以前は麦ご飯(ポリバプ)がサービスで出ていたのですが、今は白米に変わってしまっていました(涙)。
それでも、コチュジャンとヨルムキムチ(大根の若葉のキムチ)をのせ、ごま油をさっと回しかけて混ぜて食べると、これがまた絶品です!
ここのごま油、香りが本当にたまらないんです。ごま油だけをかけてご飯を混ぜて食べたくなるほどです。

サクサクの海鮮チヂミ(ヘムルパジョン)
まるで、チヂミのすべての部分が「端っこ」であるかのように、どこを食べてもサクサクしています。
揚げ焼きされた天ぷらのようなスタイルのチヂミです。
クリスピーでサクサクした食感がお好きな方には、間違いなくドストライクだと思います。
ヘピル(해필)
扶余(プヨ)の町中に位置する、陶芸工房兼ブックカフェ(本屋)
ここを訪れた時、本当に扶余の静かで素朴な雰囲気にぴったりな素敵な本屋だなと感じました。
定林寺址(チョンニムサジ)のすぐ近くに位置しており、建物の2階にあります。






入り口の階段を上がっていく時から、すでにとても良いお香の香りが漂っていて、
静かで心地よい音楽が流れていました。

店内に入った瞬間、
「わぁ、すごく素敵…」と思わず声が出て感激してしまいました。
涙が出るほど落ち着く空間です。

この静かで平和な空気感。
扶余という歴史ある穏やかな街に本当に溶け込んでいます。
しかも、大きな窓の向こうには定林寺址の景色が広がっています。


扶余に関連する書籍も置かれていて、なんだか自然と本を購入したくなるような温かい雰囲気に満ちています。


さらに、こういった素晴らしい取り組みも!
古本の売り買い(買取・販売)も行えるシステムになっています。

本を買わなくても、どうぞご自由にゆっくり休んでいってくださいと書かれていました(涙)。
そんな、お言葉に甘えすぎてしまっていいのでしょうか…。
せめてコーヒーだけでも販売してくださればいいのに、と思ってしまいます。

なんと、セルフサービスで無料でコーヒーや温かいお茶を楽しめるコーナーまで用意されています。
こんなに至れり尽くせりで、お店の利益が出るのか心配になってしまうほどです。
お茶やコーヒーも、有名な「TERAROSA(テラロサ)」のものなど、とても質の良いものが置かれていました。





私はこちらの本を1冊購入し、淹れていただいた美味しいコーヒーを片手に、
静かに読書の時間に浸りました。
本当に素晴らしいひとときでした…
ここも、心からリラックスして過ごせる本当に平和な場所です。

本屋スペースの反対側では、陶芸工房を運営されています。
店主の方がそちらでコツコツと作業をされていました。
心ゆくまで癒やされたところで、次は定林寺址へと向かってみましょう!
定林寺址 五層石塔
本屋を出て、すぐ道路を挟んだ向かい側にあります。
さっそく定林寺址(チョンニムサジ)の見学に行ってみます。
扶余に訪れたら、まるで挨拶を交わすかのように、この定林寺址には必ず立ち寄ることにしています。
遠くから見ると小ぶりに見えますが、近づいてみると想像以上に大きくて存在感のある石塔です。
どこか親しみやすく可愛らしい形をしていますよね。




とても美しく精巧に造られた石塔です。
実際に近くで見ると、その大きさに圧倒される一方で、どこか愛らしさも感じられます。
宮南池(グンナムジ)
宮南池は、美しい蓮の花が広がる庭園です。
私はここに、可愛いカモたちに会うために訪れます(笑)。
カモたちの様子を眺めながら、ブランコベンチに揺られて音楽を聴く時間は、まさに最高の癒やしです。
朝や夜の散歩コースとしても非常におすすめで、
真夏の夜に訪れると、ほのかな蓮の花の香りを楽しむことができます。

扶余(プヨ)の地元の子たちは、あそこにある東屋(あずまや)に座って「ヨプドック(激辛トッポッキ)」をよく食べています(笑)。
実は、扶余はヨプドックがとても美味しいことでも有名です。


青々とした緑が広がっていて、とても気持ちが良いです。
毎年7月から8月にかけては、ピンクや白の美しい蓮の花が一面に咲き誇ります。


抱竜亭(ポリョンジョン)



以前、飛行機の中で偶然読んだ雑誌に、
クロード・モネの「ジヴェルニーの庭」の一場面が紹介されていました。
その光景が、この宮南池と実によく似ていると感じたのを覚えています。




宮南池は美しい夕日(サンセット)が眺められる絶好のスポットでもあります。
サヴァラン(Savarin)
扶余(プヨ)で一番美味しいと評判のデザートカフェです。
提供されるケーキ類は、どれを選んでもハズレがありません。
宮南池のすぐ近くに位置しているため、お散歩の帰りに立ち寄るルートとしても完璧です。
私は特に、抹茶ケーキとスコーンがお気に入りです。
これまでの人生の中で、ここの抹茶ケーキを超える美味しさには出会ったことがないほどです。



レモンメレンゲのタルトも、感動的な美味しさです。
本当に、どのメニューを頼んでも期待以上のクオリティです。


やはり私の一番のおすすめは、こちらの「抹茶クラシック」です。
ここを訪れたら、抹茶クラシックは絶対に外せません。


本当に至福のひとときです…。
ずっとまた味わいたかった、私にとって最高の組み合わせです。

抹茶クラシックのお味は、
甘さがとても控えめで上品であり、なめらかなムースクリームとの相性が抜群です。

「東側収集(トッチョクスジプ)」という本が置いてあったので、
読書をしながら一休みしました。


国立扶余博物館
カフェで休みながら「次はどこに行こうかな」と考えていたところ、
ちょうど博物館で特別展が開催されているとのことだったので、
気になって行ってみることにしました。
カフェからは歩いて20分ほどの場所にあります。


天気は最高に気持ち良かったです。


酸化コバルトに関する特別展が開催されていたので、観に行ってきました。










展示スペースがとてもお洒落で美しく演出されており、
最後まで本当に楽しく鑑賞できました。




せっかく博物館まで来たのですから、
やはり「百済金銅大香炉(クムドンテヒャンノ)」は見逃せませんよね。
これを見るためだけに扶余(プヨ)を訪れても損はないと言えるほど、
それほど金銅大香炉が放つ圧倒的な威厳があります。
初めて見た時は、想像以上の大きさに思わず「わぁ…!」と感嘆の声が出てしまいました。
+番外編:スターバックス扶余店



スターバックス扶余店はオープンしてまだそれほど経っていないのですが、
韓国の伝統的な雰囲気を生かしたインテリアで、とてもお洒落です。

今回の旅は、ほぼ遺跡巡りツアーのようになりました(笑)。
でも、その分とても静かで、のんびり散策するのにぴったりな場所ばかりです。
考え事が多くて頭をすっきりさせたい時などに訪れると、とても癒やされると思います。
扶余には他にも魅力的なエリアがまだまだたくさんあります。
またいつか「第2弾」としてご紹介しますね。
よくある質問
扶蘇山城(プソサンソン)全体を見て回るには、どのくらい時間がかかりますか?
扶蘇山城内の落花岩(ナックァアム)、皐蘭寺(コランサ)、遺物発掘現場などをゆっくりとすべて見て回ると、1時間30分から2時間ほどかかります。主要な見どころだけを短時間で観覧する場合は、30分から40分程度で十分です。
定林寺址(チョンニムサジ)の近くにある書店「ヘピル」では、どのようなサービスを提供していますか?
ヘピルでは古本を売買することができ、窓越しに定林寺址の景色を眺めながらゆっくりとくつろぐことができます。また、訪問者のためにテラロサ(Terarosa)のコーヒー豆を使用したコーヒーやお茶を無料で提供しています。
地元で人気のグルメ店「ユンガネカルグクス」の海鮮チヂミ(ヘムルパジョン)は、どのような調理法で作られていますか?
ユンガネカルグクスの海鮮チヂミは、油で完全に揚げるように調理されるのが特徴です。チヂミのすべての部分が、端っこのようにサクサクとした揚げ物スタイルで提供されます。
宮南池(クンナムジ)で満開の蓮の花を楽しめる時期はいつですか?
宮南池では、7月から8月にかけてピンクや白の蓮の花が咲き乱れる風景を見ることができます。真夏の夜に訪れると、散歩をしながらほのかな蓮の香りを楽しむことができます。
宮南池の近くにあるデザートカフェ「サバラン」で、一番おすすめのケーキメニューは何ですか?
サバランでは、控えめな甘さと滑らかなムースクリームが絶品の「抹茶クラシック」が一番のおすすめです。その他にも、レモンメレンゲケーキやスコーンなど、さまざまなデザートを味わうことができます。
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