プラハ城メインサーキット徹底解説|聖ヴィート大聖堂内部から黄金の小道まで2026
プラハ城メインサーキットで巡る聖ヴィート大聖堂内部、聖イジー教会、黄金の小道の詳細レビュー。マックス・シュヴァビンスキーのステンドグラスやカフカの家など、必見スポットを写真と共にご紹介します。
こんにちは。
前回のプラハ城訪問記では、入場券と聖ヴィート大聖堂のバラ窓、そして旧王宮を中心に巡るコースをご紹介しました。
本日は、引き続き「メインサーキットチケット」で巡るプラハ城の残りの見どころを詳しくご紹介していきます。
聖ヴィート大聖堂内部の礼拝堂やステンドグラスから、聖イジーバシリカ、フランツ・カフカの家がある黄金の小道22番、そして見学を終えてマロストランスカー駅へ向かう道順まで、実際の動線に沿って詳細にご案内します。
📍 聖ヴィート大聖堂
III. nádvoří 48/2, 119 01 Praha 1-Hradčany, チェコ
📍 聖イジー教会
チェコ 119 08 プラハ
📍 黄金の小道
Pražský hrad Hrad III, nádvoří, 119 00 Praha 1-Hradčany, チェコ

1. 聖ヴィート大聖堂内部の礼拝堂とステンドグラス
聖ヴィート大聖堂の内部回廊を歩くと、美しいステンドグラスだけでなく、歴代の王や聖人、貴族たちの墓碑や礼拝堂が次々と現れます。
写真の構造物は、レオポルト・シュリーク伯爵の墓碑です。
聖ヴァーツラフ礼拝堂の向かいに位置し、1723年にヨーゼフ・エマヌエル・フィッシャー・フォン・エルラッハが設計し、彫刻家マティアス・ベルンハルト・ブラウンらが制作に携わりました。
黒と赤の大理石、金色の紋章、そして複数の人物像が重なり合う構造は、遠くからでも一際目を引く存在感を放っていました。

回廊の窓は、それぞれ大きさもデザインも異なっています。
写真の窓は、中央にキリストと複数の聖人が縦に配置され、青と赤の縁取りが繰り返されるデザインで、バラ窓とはまた異なる荘厳な雰囲気を醸し出しています。

中でもひときわ大きな窓は、チェコの画家マックス・シュヴァビンスキーがデザインした「最後の審判」のステンドグラスです。
聖ヴィート大聖堂で最も大きなステンドグラス窓であり、無数の人物と場面が多色のガラスで緻密に構成された圧巻の作品です。
下から見上げると、窓の巨大さと大聖堂内部の高さが一体となって感じられ、そのスケールに圧倒されます。

聖ジギスムント礼拝堂は、星が描かれた深い青色の天井と壁画、そしてステンドグラスが調和した美しい空間でした。
大聖堂には聖ジギスムントの遺骨も安置されており、窓や祭壇を見るだけでなく、礼拝堂の名前の由来にも注目してみると、より深く歴史を感じられるでしょう。

聖ヴィート大聖堂内部で最も重要な空間の一つが、聖ヴァーツラフ礼拝堂です。
チェコの守護聖人である聖ヴァーツラフの墓が安置されている場所で、壁の下部は宝石で装飾され、その上には14世紀の受難連作と16世紀初頭の聖ヴァーツラフの生涯を描いた壁画が続いています。
礼拝堂の南西の扉の奥には、ボヘミア王冠の宝物が保管されている王冠室があります。
通常のメインサーキットでは礼拝堂内に入ることはできず、入口から内部を眺める形になりますが、金色の照明と壁画、宝石の装飾が一体となった荘厳な光景を一枚のフレームに収めることができました。

2. 聖イジーバシリカ
聖ヴィート大聖堂と旧王宮を見学した後、東へ進むと赤色の正面が印象的な聖イジーバシリカが現れます。
英語名であるセント・ジョージから「聖ジョージ教会」とも呼ばれますが、公式名称と建築物の格式に沿った表現は「聖イジーバシリカ」です。
ここは約920年にヴラチスラフ1世によって創建された、プラハ城で2番目に古い教会です。
現在のロマネスク様式の内部は1142年の火災後に再建されたもので、外側の赤色の正面は初期バロック時代に追加されました。
華やかで高く伸びるゴシック様式の聖ヴィート大聖堂を見た直後だったため、分厚い壁と丸いアーチが連なる聖イジーバシリカの落ち着いた内部は、より鮮明な対比をなしていました。
本堂には初期ボヘミアを治めたプシェミスル朝の人物たちの墓があります。
その中には聖ヴァーツラフの父であるヴラチスラフ1世の墓も含まれており、プラハ城の初期の歴史を肌で感じられる空間と言えるでしょう。

内部の一角にある聖ヨハネ・ネポムツキー礼拝堂は、ロマネスク様式の本堂とは全く異なるバロック様式の装飾が目を引きます。
この礼拝堂は18世紀初頭に建築家F.M.カンカによって増築された空間で、丸い天井のフレスコ画とねじれた柱、金色の装飾が施された祭壇が一望できます。

3. 黄金の小道22番、フランツ・カフカの家
プラハ城メインサーキットの最終セクションは黄金の小道とダリボルカ塔です。
黄金の小道は15世紀末に新たな北側の城壁が造られた後に整備され、小さな家々には城を守る射手とその家族、金細工師などが住んでいたと言われています。
色とりどりの低い家々が連なるこの小道で最も有名なのは、青い壁の22番の家です。
プラハ城の公式資料にも、フランツ・カフカが第一次世界大戦中にこの家に滞在したと紹介されています。
訪問時には、窓辺にカフカの顔が描かれた本やプラハ関連書籍が飾られており、壁には「Franz Kafka」と記された小さなプレートが貼られていました。

4. プラハ城からマロストランスカー駅への道
プラハ城の見学を終え、最寄りの地下鉄駅であるマロストランスカー駅へ下る道には、美しい小さな庭園が広がっています。
写真の場所は、プラハ城内の新司祭館や聖イジー修道院の中庭ではなく、ヴァレンシュタイン乗馬学校の前に整備されたマロストランスカー駅に隣接する庭園です。
プラハ観光局によると、この庭園は駅のロビーとつながっており、噴水や金属製の手すり、ベルンハルト・ブラウンとアントニン・ブラウンによるバロック彫刻のレプリカが配置されているとのことです。
写真でも緑豊かな空間に噴水と金属製のオブジェが確認できます。

聖ヴィート大聖堂のゴシック建築と華麗な礼拝堂、聖イジーバシリカのロマネスク様式の内部、そして黄金の小道の可愛らしい住居空間は、同じプラハ城内でも雰囲気が全く異なるのが魅力です。
メインサーキットチケットを購入したなら、大聖堂と旧王宮だけでなく、ぜひ聖イジーバシリカと黄金の小道まで一連の動線で巡ってみてください。
見学後にマロストランスカー駅方面へ移動する動線であれば、駅前の美しい庭園も合わせて楽しむことができます。
前回の記事でご紹介したプラハ城の入場券情報と旧王宮の訪問記も合わせてご覧いただくと、メインサーキット全体の効率的な動線計画に役立つでしょう。
皆さんは聖ヴィート大聖堂の壮麗な内部と黄金の小道のアットホームな雰囲気、どちらに惹かれますか?
よくある質問
聖ヴィート大聖堂で最も大きなステンドグラスはどの作品で、誰がデザインしましたか?
聖ヴィート大聖堂で最も大きなステンドグラスは、チェコの画家マックス・シュヴァビンスキーがデザインした「最後の審判」です。この作品は、数多くの人物や場面が多色のガラスで緻密に構成されており、下から見上げると、窓の大きさと大聖堂内部の高さの両方を感じることができます。
聖ヴィート大聖堂内の聖ヴァーツラフ礼拝堂はどのような意味を持ち、主な特徴は何ですか?
聖ヴァーツラフ礼拝堂は、チェコの守護聖人である聖ヴァーツラフの墓所があり、大聖堂内で最も重要な空間の一つです。礼拝堂の壁の下部は宝石で装飾されており、14世紀の受難連作と16世紀初頭の聖ヴァーツラフの生涯を描いた壁画が続いています。
黄金の小路22番の家が特に有名な理由は何ですか、またどのような人物と関連がありますか?
黄金の小路22番は青い壁の家で、プラハ城の公式資料によると、フランツ・カフカが第一次世界大戦中にこの家に滞在したと紹介されています。訪問時には、窓辺にカフカの書籍やプラハ関連の書籍が陳列されており、壁には「Franz Kafka」という小さな表示が貼られていました。
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