サタヤドルフィンツアー体験記2026|エジプト・マルサアラムでイルカと泳ぐ
エジプトのマルサアラムから出発する「サタヤドルフィンツアー」のリアルな体験記。野生のイルカたちと泳ぐ感動の瞬間から、往復10時間に及ぶ過酷な移動、現地ツアー選びの注意点、気になる費用(約8,300円〜)まで、詳細重視の旅行者に向けて徹底解説します。
エジプト旅行 ポートガリブ&マルサアラム
サタヤドルフィンツアー体験記!費用・スケジュール・注意点まとめ
執筆・写真:トラベルサン

エジプト旅行を計画する中で、私が最も楽しみにしていた日。
それが、この「サタヤドルフィンツアー」に参加する日でした!
もともと泳ぐことは好きでしたが、深く潜ることはできなかった私。
「フリーダイビングを習っておいて本当に本当によかった!」と、心から実感した瞬間でした。
憧れの野生のイルカたちと一緒に泳ぐことができて、
最高に幸せだったエジプトドルフィンツアーのリアルな様子を詳しくレポートします。
サタヤドルフィンツアーの費用と基本情報
エジプトのドルフィンツアーは、一般的に
マルサアラム(Marsa Alam)またはポートガリブ(Port Ghalib)から出発します。
ハルガダ(Hurghada)から出発するドルフィンツアーもあると聞いていましたが、
そちらはイルカの個体数が少なく、遭遇できる確率もかなり低いとのこと。
「野生のイルカと絶対に一緒に泳ぎたい!」という強い思いがあったため、
あえてエジプトの旅程にポートガリブとマルサアラムを組み込んで移動しました。

イルカたちが定住していることで知られる「サタヤリーフ」へのツアーは、
基本的に月曜日・水曜日・金曜日のみ催行されています(一部、土曜日に行っている会社もあるようです)。
イルカの生態保護のためなのか、特定の曜日にしかツアーが許可されていないようなので、
このスケジュールに合わせて旅程を組むことを強くおすすめします。
私はマルサアラム発の日帰りツアーを利用しました。
いくつかの現地エージェントを比較しましたが、ツアー内容はどこもほぼ同じとのことだったので、
最も価格がリーズナブルな会社を選びました。
ツアー費用は、2025年9月時点で55ドル(日本円で約8,300円)でした。
ただ、世界的な原油価格の高騰に伴い、現在は少し値上がりしている可能性があります。
私が参加した時も「燃料代が上がっているから、ツアー価格もどんどん上がっている」とスタッフが話していました。
※この記事に「いいね」を押していただき、コメント欄でご質問いただければ、私が実際に予約した現地会社や、問い合わせをした他の会社の連絡先をお答えできますので、気になる方はお気軽にどうぞ!
サタヤドルフィンツアーのスケジュールと過酷な移動
今回選んだ会社は、料金が最も安かったのは良かったのですが、
少しサービス面でマイナスに感じる部分もありました。



まず、問い合わせに対する返信がそこまで早くありませんでした。
さらに、当初は「午前6時20分集合」と案内されていたにもかかわらず、
前日の夜遅くになって突然「朝5時10分集合に変更」と連絡が入り、大慌てで準備をする羽目に……。
また、少しアジア人に対する対応の差(微妙なラインですが)を感じる場面もありました。
ポートガリブから出発する場合は朝5時頃、
マルサアラムから出発する場合は朝6時頃の出発が一般的のようですので、
これから参加される方は事前に目安として知っておくと安心です。
私は前夜まで6時20分だと思い込んでいたので、たまたま朝早く目が覚めてWhatsAppを確認していなければ、
5時10分のピックアップに完全に遅れるところでした。本当に冷や汗をかきました。
何はともあれ無事に送迎バスに乗り込み、いよいよサタヤドルフィンツアーへの大移動がスタートします。


送迎バスはリゾートホテルの目の前まで迎えに来てくれました。
45人乗りの大型バスでしたが、他のホテルからも続々と参加者が乗り込んできて、あっという間に満席に。
バスは船が出る「ハマタ港(Hamata Port)」へと向かいますが、
各地のリゾートホテルを経由しながらピックアップしていくため、移動時間がかなり長いです。
なんと、バスに揺られること約3時間。ようやく港に到着しました。
しかし、過酷な移動はこれで終わりではありません。ここからイルカたちが待つポイントまで、今度は船に乗る必要があります。
船の移動も、さらに約3時間かかりました……。


想像以上に波が高く、船体がかなり揺れたため、睡眠不足を補うために船内でも仮眠を取りました。
最初は船の先端のオープンデッキに席を取りましたが、
時間が経つにつれて直射日光が容赦なく降り注ぎ、もの凄く暑くなりました。




船内での座席は、日よけ(屋根)がついている内側のエリアを確保するのが正解です。
バス3時間、船3時間を耐え抜き、ついにサタヤリーフのイルカスポットに到着!


ここからさらに、小さなゾディアックボート(ゴムボート)に分乗してイルカのすぐ近くへと移動します。
このボートごとにグループ分けがされていました。

各グループにガイドが1名つき、「自分にしっかりついてきて、絶対に遠くに離れないように」と指示されます。
しかし、このガイドがイルカの多い場所に積極的に連れて行ってくれるわけではなく、
泳ぎが苦手な他の外国人観光客のケアにかかりきりになってしまい、結果としてイルカをあまり見られない状況に……。
そのため、1回目のエントリーではイルカを少ししか見ることができず、かなり消化不良でした。


自分のロングフィンを持参できず、レンタル用の短いフィンでイルカを追いかけたため、
想像以上に息がすぐに上がり、イルカの泳ぐスピードにも追いつけず悔しい思いをしました。
それでも、透明度抜群の海の中で、遠くを優雅に泳ぐイルカの姿を見られただけでも感動モノでした。

30分〜1時間ほど泳いだでしょうか?
「一度船に戻るぞ」と指示され、名残惜しさを感じつつクルーズ船へと引き返しました。
「まさかこれで終わり?」と不安になりましたが、船の上でランチを食べた後、
午後にもう一度ダイビング(シュノーケリング)のチャンスがあるとのこと!


昼食は船の1階デッキで提供されます。
味に関しては、正直そこまで美味しいとは言えず、人気のおかずは遅く行くとすぐになくなってしまいます。


そして、ここが少し残念だったポイントなのですが、
同じおかずであるにもかかわらず、アジア人の私たちには1つしか分けてくれないのに、
欧米系のゲストには3つも盛り付けていたりと、あからさまな対応の差(というか、ほぼ差別のようなもの)がありました。
私たちが「もう少しほしい」と言うと、怪訝な顔をされる始末。
味もそこまで期待できるものではないので、ここは割り切って
「早く行って、サッと食べて、午後のイルカとのスイムに向けて体力を温存する」のが賢い選択だと思います。


昼食後、再びボートに乗ってイルカたちのもとへ向かいます。
この時間帯はイルカたちの活動が活発になるタイミングだったのか、
午前中の1回目のエントリー時よりも、はるかに多くのイルカの群れが現れ、
私たちのすぐ近くまで自ら近寄ってきてくれました!




今回は、泳げない団体客のサポートで身動きが取れないガイドから少し距離を置き、
自分たちのペースで自由にイルカを見に行くことにしました。
後からガイドに「離れすぎだ」と少し注意されましたが、実際にはそこまで遠くには行っていませんし、
もしあのまま指示通りに固まっていたら、最後までイルカを間近で見ることはできなかったと思います。
周囲の安全をしっかり確認した上で、チャンスがあれば少し自由に動いてみるのが、野生のイルカと泳ぐコツかもしれません。

本当に……この2回目の時間は、言葉にできないほどエキサイティングで感動的でした。
撮った写真や動画を見返しても、信じられないほどたくさんのイルカたちが綺麗に写っています。
ただ、この2回目のスイム時間はかなり短く感じられました。
ここでもまた、「不公平だな」と感じる場面があったのですが……。
アジア人のボートが先に船に回収されたのですが、
欧米系ゲストのボートがまだ戻ってこないという理由で、私たちは船のすぐ近くでただシュノーケリングをして待つように言われました。
しかも、その待ち時間がかなり長かったのです。
「これなら、回収せずにその時間もイルカの近くで泳がせてくれればよかったのに」と、少しモヤモヤしてしまいました。

イルカたちと泳いだ時間は本当に素晴らしくて一生の思い出になりましたが、
ツアーの運営やスタッフの対応にいくつかの不満が残ったため、ツアー全体の満足度としては少し低めになってしまいました。
さらに、帰る間際になると当然のようにチップを要求されました。
食事の配膳時にあれほどぶっきらぼうな態度を取っていたスタッフが、笑顔でチップを求めてくるのには少し呆れてしまいましたが、
少額のチップを支払い、船内にあったドリンクを1本もらって下船しました。

いよいよ帰路につきます。
帰りも再び、船で2時間、車(バス)で3時間かけて、ようやく宿泊先のリゾートホテルに帰着しました。
丸一日の大移動で体力を使い果たし、外食する気力も残っていなかったため、この日の夕食は日本から持参したカップラーメンで済ませました。
エジプト旅行の際は、日本のお馴染みのカップラーメンを多めに持参することを強くおすすめします。本当に救われます!
もし次にエジプトを訪れる機会があれば、今回のような日帰りツアーではなく、
船に宿泊しながらイルカと泳ぐ「1泊2日のクルーズツアー」に申し込んでリベンジしたいなと思っています。
日帰りは少し慌ただしかったですが、イルカの美しさは本物でした! :)
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