プラハ「スパニッシュシナゴーグ」見どころ徹底解説2026|ユダヤ人街観光の締めくくり
プラハ・ユダヤ人街の旅を締めくくるスパニッシュシナゴーグの見どころをご紹介。息をのむようなムーア様式建築、貴重な歴史展示、そして立ち寄りにおすすめのコシェルベーカリーまで詳細に解説します。
こんにちは、ナブリです。
プラハのユダヤ人街巡り、今回がいよいよ最終回となります。
ピンカス・シナゴーグの次に訪れたスパニッシュ・シナゴーグは、これまでに見てきた他のシナゴーグとは全く異なる雰囲気で、ユダヤ人街ツアーを華やかに締めくくるのにぴったりの場所でした。

1. 私の体験談 - ユダヤ人街最後の訪問地
📍 スパニッシュ・シナゴーグ
Vězeňská 1, 110 00 Praha 1-Staré Město, チェコ
ビジターセンターから始まり、旧新シナゴーグ、クラウゼン・シナゴーグ、ピンカス・シナゴーグへと巡ってきたユダヤ人街コースの最終地点が、このスパニッシュ・シナゴーグでした。
その名の通り、スペイン風の装飾が特徴的な場所で、これまでに訪れた他のシナゴーグとは全く異なる雰囲気だったので、最後まで飽きることなく楽しめました。
正直なところ、名前を聞いた時には「なぜプラハにスパニッシュ・シナゴーグがあるのだろう?」と疑問に思いました。
プラハのユダヤ博物館の説明によると、スペインのアルハンブラ宮殿にインスパイアされた華麗なムーア様式の装飾が特徴であることから、この名前が付けられたそうです。
しかし、その名前通りの豪華な内装は、実際に目にして確信しました。
2. 6つのシナゴーグのうちどこにある? - 位置と開館時間
季節により開館時間が異なります(冬季は午前9時~午後4時30分まで開館)
毎週土曜日とユダヤ教の祝日は休館
2026年10月17日までは午前9時から午後6時まで開館
出口で全体の動線地図を改めて確認したところ、ユダヤ博物館共通入場券で私が巡った場所は全部で6箇所でした。
マイゼル・シナゴーグ、ピンカス・シナゴーグ、旧ユダヤ人墓地、クラウゼン・シナゴーグ、儀式のホール、そしてスパニッシュ・シナゴーグの順でしたが、私にとってスパニッシュ・シナゴーグが実質的な最後のコースでした。
入場券の種類や価格については、ビジターセンター・旧新シナゴーグの訪問記にまとめてありますので、ご参照ください。

開館時間は季節によって異なります。
2026年現在、5月1日から8月31日までは午前9時から午後7時まで、
9月1日から10月17日までは午前9時から午後6時まで開館しています。
毎週土曜日とユダヤ教の祝日は休館となります。
私が訪問した夏期は午後7時まで開館していたため、比較的ゆったりと見て回ることができました。
最終入場は閉館時間の30分前まで保証されており、閉館時間の10分前から退館が促されます。
開館時間が一時的に変更される場合もありますので、訪問前に公式ホームページで当日のスケジュールを再度確認することをおすすめします。
3. 他とは一線を画すムーア様式インテリア
扉を開けて中に入ると、他のシナゴーグとは全く異なる雰囲気に驚かされました。
壁と天井全体が金箔の装飾とアラベスク模様でびっしりと埋め尽くされており、イスラム建築から影響を受けたムーア様式だそうです。
楕円形のドーム天井にはステンドグラスが施されており、光が差し込むたびにその華やかさが一層際立つように感じられました。

これまで見てきたシナゴーグもそれぞれ異なる魅力がありましたが、華やかさという点ではスパニッシュ・シナゴーグが断然一番でした。
写真では伝えきれないほどの細部があり、ゆっくりと歩きながら隅々まで見上げてしまいました。
4. 20世紀のユダヤ人歴史展示
内部には豪華な建築だけでなく、ユダヤ人共同体の20世紀の歴史を示す展示物も併設されていました。
ガラスの陳列ケースの中には、マカビ(ユダヤ人スポーツクラブ)の青と白の旗、銀製のキドゥッシュカップのような儀式用品などが展示されていました。

壁の一面には年代順に整理された歴史展示パネルもあり、白黒写真や資料を見ながら、この地域のユダヤ人共同体が歩んできた時間を辿ることができました。
華麗な建築物の中に、このように真摯な歴史資料が共に展示されていることに、この空間が単なる観光名所ではなく、実際に共同体の記憶が積み重ねられてきた場所であることを改めて感じさせられました。
5. 近くのコシェルベーカリーで一休み
シナゴーグを見学し終えた後、近くにあったコシェル認証のベーカリーに立ち寄りました。
「マンソンズ・ベーカリー(Mansson's Bakery)」というお店で、入り口にコシェル認証書(Kosher Certificate)が掲げられており、ユダヤ人の食文化規定を守っている場所であることが分かりました。
朝食、サンドイッチ、サラダ、クロワッサンなどが販売されており、ユダヤ人街を散策した後に軽食をとるのに最適な場所でした。
📍 Mansson's Bakery
Josefov CZ, Bílkova 6/8, 110 00 Praha 1-Staré Město, チェコ
看板に書かれたメニューを見るとデンマーク式のベーカリーを謳っており、コシェル認証とデンマーク風のペイストリーという組み合わせが新鮮でした。
ユダヤ人街の路地裏にこんなユニークなベーカリーが隠れているとは思いませんでしたが、観光地のコースを巡るだけでなく、このような小さな発見が旅をより豊かなものにしてくれると感じています。

このように、ビジターセンターからスパニッシュ・シナゴーグまで、プラハのユダヤ人街コースをすべてご紹介しました。
ゴシック様式の旧新シナゴーグからバロック様式のクラウゼン・シナゴーグ、追悼空間であるピンカス・シナゴーグ、そしてムーア様式のスパニッシュ・シナゴーグまで、一つの地域でこれほど多様な建築様式を見られるのはとても珍しい体験でした。
場所ごとに雰囲気が全く異なるため、一日を丸ごと使ってゆっくりと巡ることをおすすめします。
私自身、まだ訪れていないマイゼル・シナゴーグと儀式のホールは、次回の訪問時に改めて巡ってみたいと思っています。
皆さんはこの中で、どのシナゴーグが一番印象に残りましたか?
よくある質問
プラハのスペイン・シナゴーグの2026年の開館時間はどうなっていますか?
2026年5月1日から8月31日までは午前9時から午後7時まで開館しています。9月1日から10月17日までは午前9時から午後6時まで開館します。
プラハのスペイン・シナゴーグの内装は、他のシナゴーグとどう異なりますか?
スペイン・シナゴーグは、スペインのアルハンブラ宮殿にインスパイアされた華麗なムーア様式の装飾が特徴です。壁と天井全体が金箔の装飾とアラベスク模様で埋め尽くされており、楕円形のドーム天井にあるステンドグラスが印象的です。
スペイン・シナゴーグ内部では、華麗な建築様式以外にどのような展示が見られますか?
シナゴーグ内部では、ユダヤ人コミュニティの20世紀の歴史を示す展示品を見ることができます。マカビの旗や銀製のキドゥシュカップのような儀式用品とともに、年代順に整理された歴史展示パネルを通じて、ユダヤ人コミュニティの時間をたどることができます。
この記事を共有
関連する旅行記

プラハ近郊日帰りツアー徹底比較!ドレスデン vs チェスキークルムロフ【2026年版】
プラハ滞在中に日帰り旅行を検討中の方へ。ドイツの壮大な建築が魅力のドレスデンか、チェコの童話世界チェスキークルムロフか。それぞれの特徴と最適な選び方を詳しくご紹介します。

プラハ発ドレスデン日帰りツアー2026|ザクセン・スイス観光比較レビュー
プラハからドイツ・ドレスデンとザクセン・スイスへの日帰り旅行を徹底レビュー。個人旅行とバスツアーのメリット・デメリットを比較し、最適な選択肢を見つけるヒントをご紹介。

プラハ天文時計 2026|見どころ、展望台入場料、旧市街広場のおすすめ
プラハ旧市街広場のシンボル、天文時計。その歴史や精巧な仕掛け、正時パフォーマンスの時間、そして絶景が広がる展望台の魅力まで、詳細にご案内します。

プラハ11月・12月の天気と服装|冬の旅行準備と観光スポット2026
2026年11月・12月のプラハ旅行に役立つ情報満載。冬の気温、最適な服装、必携アイテム、そしておすすめ観光スポットをご紹介します。オフシーズンの魅力を発見。

チェコ旅行費用ガイド2026|プラハ&チェスキークルムロフのおすすめコース
物価が手頃な東欧の宝石、チェコ。2026年にプラハとチェスキークルムロフを巡る3泊4日の旅費を、2名分の詳細な内訳と共にご紹介します。効率的なモデルコースも必見です。

プラハ旅行2026|カレル橋の夜景と昼の魅力、絶景撮影スポット徹底解説
プラハ旅行で外せないカレル橋。昼は活気ある街並み、夜はロマンチックなプラハ城の夜景が楽しめます。聖ヨハネ・ネポムク像の伝説や絶景撮影スポット、展望台情報まで詳しくご紹介。

